【中国時報】車からポイ捨て 6千元の罰金に 来月から台北市


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 道徳心のない運転手や乗客らによる不法投棄が後を絶たない。信号待ちの間に、道路の中央にある安全島(安全地帯)にごみを投げ捨てる人がおり、あちこちにごみがたまって汚れている。多くの車が行き交う中、清掃員たちは危険を冒して清掃に当たっている。見かねた台北市環境保護局は、7月1日から主な10地点において大々的な調査を開始すると発表した。

 スタッフを派遣して不法投棄の違反車を捕まえ、「廃棄物清理法」にのっとって1200元から6千元(約2万2千円)の罰金を科すという。ごみ投棄の中でも特に多いのが、信号待ちの運転手によるタバコのポイ捨て、弁当のふたやペットボトル、ティッシュなど。これらのごみが風や雨などで道路上に散らばり、景観を破壊するだけでなく、環境を汚染している。