【中国時報】表記を「中国台湾」に 航空各社 蔡政権は搭乗拒否


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 シンガポール航空とマレーシア航空、フィリピン航空はこのほど、台湾を「中国台湾」と表記した。これに対し、民進党の蔡英文政権は「搭乗拒否」という解決策を打ち出した。そうすることで、中国を屈服させようという考えだ。しかし台北市議員で国民党の王鴻薇はこの方策を猛烈に批判した。

 「聯合報」新聞によると、マレーシア航空はマレーシアで第2の規模を誇る。シンガポール航空の国際線は、東南アジア、東アジア、南アジアの路線を結ぶ強大な航空路線を持つ。フィリピン航空は中華航空と合意して「桃園―マニラ」線を運航。大きな航空会社が「中国台湾」と表記したからといって、台湾政府が搭乗拒否を奨励したら「どれだけの航空便に影響が出ると思っているのか」と、王鴻薇は声を荒らげる。