スポーツの場面で着用できるかりゆしウエアの新ブランド「かりゆしスポーツ」が誕生した。サッカー元日本代表の高原直泰氏が代表を務める沖縄SV(エスファウ)と大高商事(那覇市)、県衣類縫製品工業組合が企画した。従来のウエアに機能性を加え、ビジネス以外の場面で需要拡大を図る。
今回のかりゆしスポーツは月桃を用い、抗菌作用があるという。胸や袖には沖縄の伝統工芸をあしらった。読谷山花織は長寿を表す「風車花」をデザイン。知花花織はこれまでの織り方になかった勝利のポーズを表現した「V柄」を新たに開発した。
沖縄SVの中村裕二CMOは「付加価値を高め、新たな需要を創出したい」と話した。
価格は1万5千円(税抜き)。わしたショップの銀座とイオンモール沖縄ライカム店のほか、ECサイト(http://www.craft-labo.com/okinawa/index.html)などで販売している。