県議資産平均1039万円 最も高額は沖縄・自民の山川典二氏


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沖縄県議会

 県議会事務局は2日、資産公開条例に基づき、各議員が2017年に新たに取得した資産や同年の所得などの報告書を公開した。

17年を通して県議だった46人の平均所得額は1039万2039円。前年度(対象議員人)平均と比べ7万5624円下回った。報告すべき会社役員などに就任している議員は10人いた。17年中に新たに資産を取得した議員は6人いた。

 2016年6月の改選により新たに県議となった17人は今回から資産公表の対象となった。所得が最も高かったのは沖縄・自民の山川典二氏で、金額は1594万200円だった。議員報酬に加え、那覇港管理組合議会議員報酬や役員を務める企業の役員報酬などがあった。収入が議員報酬のみの議員は29人だった。

 県議会事務局が公開したのは、(1)前回報告の後に新たに取得した資産の資産等補充報告書(2)17年1年間の所得等報告書(3)18年4月1日現在で報酬を得ている会社名と役職名の関連会社等報告書―の3点。

 報告書は2日から県議会事務局総務課で閲覧できる。閲覧時間は土日祝日などを除く、午前9時から午後5時まで。【琉球新報電子版】