蒸し暑さに涼感 沖縄市「一番街七夕まつり」始まる


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 周子
七夕まつりが開幕し、店舗前に設置された装飾が通りに涼感を与えている=4日午前、沖縄市中央の一番街

 沖縄市の一番街で4日から恒例の一番街七夕まつりが始まった。ことしで43回目。9日まで。

 初日の4日午前はアーケード内の各店舗が笹飾りの準備を進めていた。風が吹き抜けると、設置したばかりの飾りが揺れ、蒸し暑さの中に涼感を与えていた。

 コンテスト形式で競う各店舗による装飾のほか、市内の園児らも飾り付けに参加する。8日午後1時からは琉球大の学生らが企画した流しそうめんの振る舞いもある。

 母親と雑貨の店を営む屋富祖由美子さん(43)は店舗前にさっそく飾りを設置した。「飾りがさらさらと揺れると、この時期が来たなという感じになる。最近は親子連れが写真を撮っていってくれる。賑わうのが楽しみです」と話し、多くに足を運んでほしいと呼び掛けた。
【琉球新報電子版】