社会

崩落城壁 修復へ検討 今帰仁城跡 毀損届、週内に提出

台風7号の風雨により崩落した今帰仁城跡附シイナ城跡=3日午後、今帰仁村今泊

 【今帰仁】台風7号の影響で今帰仁村今泊の今帰仁城跡の城壁の一部が崩落した件で、城跡を管理する今帰仁村教育委員会は4日までに、研究者らでつくる整備委員会を開き、城跡全体の点検や、修復の方針を検討することを決めた。


 整備委員会は国指定の史跡で工事や保全整備をする際に組織される。今帰仁城跡の整備委員会は1980年に設置され、研究者ら7人が整備計画や補修の検討をしてきた。

 村教委は今週中にも、県教育庁を介して文化庁に毀損(きそん)届を提出する。毀損届は国指定史跡が破損した際に、史跡の管理者が国に報告するもの。現在、村教委が被害状況などをまとめている。届け出後は、文化庁や県教育庁と調整しながら補修作業を進めていく。県教育庁は、来週中にも担当者を現地に派遣し、被害状況を確認する。

 修復費用は8割を国が補助する見込みだが、復旧費の総額や復旧にかかる期間は今のところ分かっていない。

 村教委の担当者は「(崩落箇所は)重機を入れられない場所で、手作業に近い形での作業になる。修復は早くて来年になりそうだ」と話した。



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