社会

保育士実技を来月試験 沖縄県「台風で中止」から一転

 台風7号の接近に伴い、沖縄県内で中止となっていた2018年度前期の保育士試験の実技が、8月5日に実施されることが決まった。県が5日発表した。受験者は205人で、中止決定後、再試験の要請が県に電話やメールで相次いでいた。県は「保育士が不足する中、中止は重大な影響がある」と「再試験」実施の理由を説明した。

 保育士試験の実施主体は各都道府県で、筆記をクリアすれば実技がある。実技試験は1日に沖縄尚学高校で予定されていた。受験生の安全確保から、県は台風接近前の6月29日に試験中止を決定。試験事務を担う全国保育士養成協議会(東京都)を通じ、受験生に伝えた。再試験はなく、受験手数料の返金もないとした。

 県子育て支援課の久貝仁課長によると、受験生らから要請を受け、同協議会と再試験を調整。「特例措置」として5日、実施が決まった。久貝課長は「受験生の心情にも思いをはせ、チャレンジの機会を確保したかった」と話した。試験会場は沖縄尚学高。詳細は、同協議会が受験者一人一人に電話で伝えるという。