国場幸一委員長 13日に佐喜真淳宜野湾市長に出馬を要請することに決めた。
下地敏彦宮古島市長 豊かで平和な沖縄をつくるにはバランスの取れた人でなければならない。
照屋守之自民党県連副会長 沖縄の振興を考えるには佐喜真氏の力が必要だ。
―安里繁信氏が出馬表明しており、保守分裂が懸念される。どう捉えるか。
照屋氏 保守の一本化が選考委員会の目的だ。決定に従ってもらう。理解してもらえる。
―(意欲を示す)安里氏や古謝景春氏と比べ、優劣はどこにあったか。
国場氏 人格や実績などを総合的に判断した。
―両氏はその水準に届かなかったか。
照屋氏 沖縄の現状や基地問題への対応、経済振興、政府との信頼関係など、佐喜真氏がより良かった。
―普天間飛行場の辺野古移設についてどういう姿勢で臨むか。
国場氏 普天間飛行場の早期返還のため、辺野古に代替施設をつくることは一つの選択肢になる。
下地氏 具体的な政策はどうするのか、すり合わせが必要だ。
―宜野湾市長の後継はどうするのか。
国場氏 あくまでも地元を尊重したい。
照屋氏 宜野湾市民の理解と支援が前提だ。見守っていきたい。
―選考過程で佐喜真氏はどう返答したか。前向きな返事があったか。
国場氏 はい。後継市長の問題などもあり、持ち帰って周辺の方々と相談した上での決断になると思う。前向きに検討してもらえると確信している。