「バズる」南城 官民議論 魅力発信へ企画立案


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南城市の魅力発信を目的とした「BUZZ会議」初会合。市職員や企業の委員らがアイデアを出し合った=3日、同市役所

 【南城】沖縄県南城市の魅力発信に向けた「第1回南城市BUZZ会議」(南城市主催)が3日、南城市役所で開かれた。市職員と民間企業の9人が集まり、南城市の地域資源を生かしたイベント作りなどを話し合った。

 会議名の「BUZZ(バズ)」とは、英語でハチなどが飛び回る様子を指す言葉。最近では、物事などがインターネット上で爆発的に取り上げられることを「バズる」と表現される。同会議では「バズる」ような話題性のある企画立案を目指す。

 民間からはローカルラジオ「ハートFMなんじょう」を運営している合同会社南笑事や、沖縄ネタをインターネットで発信している人気サイト「DEEokinawa」のライターらが参加した。

 2時間の会議で参加者は次々とアイデアを出し合った。南城市内の集落や庁舎を活用した鬼ごっこや宝探しゲーム、パラグライダーを活用した遊びや、旧4町村対抗の4色綱引きなど、さまざまなアイデアが出た。

 会議は全3回を予定。次回は市の観光ポータルサイト「らしいね南城市」の特集案などを検討する。