【辺野古問題取材班】名護市辺野古の新基地建設工事で12日午前、市民はカヌー13艇と抗議船を出して、台風8号が通過した後で初めての海上抗議をした。
護岸上では台風対策で置かれたとみられる袋に砕石を入れた「根固め袋材」をクレーンでつり上げ、トラックに載せて搬出する作業が進められた。
抗議船から護岸を見た市民は「対策をしたつもりかもしれないが、以前より護岸のブロックがずれて、隙間が空いている」と指摘した。
辺野古崎の岩場では、浮具(フロート)の重りとみられるものが打ち上げられているのが確認できた。【琉球新報電子版】