サッカー交流、熱く 沖縄・糸満市の中学生18人 友好都市厚木訪問


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サッカーを通して厚木市との友好の絆を深めることを誓う糸満選抜チームのメンバーら=6日、糸満市役所1階ロビー

 【糸満】2018年度糸満市・厚木市青少年スポーツ交流事業(中学生サッカー交流会)の出発式が6日、糸満市役所1階ロビーで開かれた。市内6中学校のサッカー部から選ばれた18人が、サッカーを通して友情と信頼を深めることを誓った。生徒たちは6日から2泊3日の日程で神奈川県厚木市を訪れ、交流試合や交流会、宿泊研修などに参加した。

 糸満市と厚木市は今年5月に友好都市覚書を締結し、8月4日に厚木市で友好都市締結式を催す。

 スポーツ交流事業は、17年度から実施。生徒たちは合同練習でチームワークを高め、厚木市で披露する空手の練習にも励んできた。

 出発式で上原昭市長は「厚木市のことを学び、糸満のことも厚木の中学生に教えてほしい。いろいろな経験をして今後の役に立てるよう頑張ってきてください」と激励した。生徒を代表して副キャプテンの新垣大貴さん(15)=糸満中3年=は「練習でまとまりがよくなり、思うようなチームになっている。サッカーを通して厚木市と友好の絆を深めるよう頑張ります」と誓いの言葉を述べた。