ゲート柵設置「安全のため」 防衛相、排除かは言及せず


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 【東京】小野寺五典防衛相は17日、沖縄県名護市のキャンプ・シュワブのゲート前に設置された柵について「(ゲート前の)歩行者や車両の安全、円滑な通行を確保するための設置だ」と説明した。

 また、ゲートを出入りする車両が今後の工事で増える可能性にも言及した。

 ゲート前の柵は、市民の抗議行動を回避するように14日深夜から15日早朝にかけて設置された。

 小野寺氏は会見で、今後の工事の進捗(しんちょく)で「さらに(工事用ゲートを)出入りする車両が増える可能性がある」と述べた上で「歩行者・車両の安全のために(柵を)設置した」と語った。抗議を排除する意図があるかについては言及を避けた。