「かりゆしウエア」で祭り盛り上げて 新宿エイサー実行委に沖縄観光コンベンションビューローが贈呈


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28日の新宿エイサーまつりにあわせて実行委員長の高野吉太郎新宿高野社長(右)にかりゆしウエアを贈呈する沖縄観光コンベンションビューローの新本康二東京事務所長=18日、都内の新宿高野本社

 【東京】沖縄観光コンベンションビューロー東京事務所の新本康二所長らが18日、都内の新宿高野本社を訪ね、28日に開かれる新宿エイサーまつりの実行委員会会長の高野吉太郎新宿高野社長にかりゆしウエアを贈呈した。高野会長は「新宿の街が一つになって沖縄のエイサーをやることで、沖縄に少しでも役立てる。観光客が一人でも多くなる絶好のチャンス」と述べ、支援に感謝した。

 新宿エイサーまつりは今年で17回目。米中枢同時テロで落ち込んだ沖縄観光の誘致に応える形で始まった。当日は会場の新宿大通りに面する百貨店伊勢丹でも沖縄フェアが開催される。今年は「空手の発祥の地、沖縄」のPRも併せて行われる。

 かりゆしウエアはまつり本番で関係者に着てアピールしてもらおうと8年ほど前から贈呈している。今年は県衣類縫製品工業組合が制作したオリジナル。新本所長は「県外でもエイサーを盛り上げてもらい感謝する。空手発祥の地のPRも了承いただいている。今後も長く続けてもらいたい」とあいさつした。

 高野会長は「沖縄県にもいろいろバックをもらい感謝している。認められていることが一番、新宿としても喜んでいる。父の代から始めてまた今年も新宿を沖縄一色に染めたい」と抱負を語った。【琉球新報電子版】