ウナギ、美容にも◎ きょう土用丑の日


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こんがりと香ばしく焼き上がったうなぎ料理を客席へ届ける喜納仁菜さん=19日、那覇市仲井真の鰻屋兆

 20日は土用丑(うし)の日。暑い時期を乗り切るため、栄養豊富なウナギを食べる習わしがある。沖縄県那覇市仲井真の「鰻屋兆(きざし)」では通常の約3倍のウナギを仕入れ、丑の日に備えた。2017年12月に開店して以来、家族4人で協力し合いながら経営する。人気メニューはひつまぶしと、うな重。「関東風」の焼き方を取り入れ、ふわふわの食感を楽しめるよう工夫する。店長の喜納順子さん(50)は「ウナギはビタミン豊富で美容にもいい。夏に向けてスタミナもつけられる」と太鼓判を押す。娘の仁菜(にいな)さん(16)は、学校の授業が終わると“看板娘”として店に立つ。「たくさんの人においしいウナギを食べて元気をつけてほしい」と笑顔を見せた。