【糸満】糸満IOTクラブ(山城渉代表)は15日、沖縄県糸満市のふくらしゃ館で親子プログラミング体験会を開いた。市内の小中学生約100人が参加、ゲームを楽しみながらプログラミングの基礎を学んだ。
糸満IOTクラブは、「ITの街糸満」を合言葉に、将来の糸満市を担うIT人材を育成しようと2018年から市内で本格的に活動している。これまでは不定期だったが、8月からは毎週土曜日にクラブを開く。
体験会では、小学3年生以下の子どもたちが、スマートフォンを使ってゲームをしながらプログラミングの基礎を学んだ。小学4年生以上は、パソコンの画面上の猫を移動させたり、角度を変えたりする操作に挑戦した。
今年4月にタイから糸満小に転校してきた伊敷琉音(りおん)君(11)は「タイでは小学1年からパソコンの授業がある。今日は猫を動かすのが少し難しかったが、思うように動かせ楽しかった。将来はユーチューバ―になりたい」と目を輝かせた。
体験会の後は、総務省の「異能vationプログラム」の説明会も開かれた。