那覇市長選、事実上の一騎打ちへ 城間市長、24日出馬表明方針


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  城間幹子氏

10月21日投開票の沖縄県那覇市長選に向け、現職の城間幹子氏(67)が24日に記者会見し、出馬を正式に表明する。市長選には、自民党県連会長代行で県議の翁長政俊氏(69)が選考委員会の出馬要請を受諾し、22日に正式に出馬表明をする予定で、事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。

 翁長雄志知事を支援する勢力が推す城間氏の擁立に向けては、17日に与党市議団、19日には女性団体や市民団体による出馬要請があった。女性団体の出馬要請に対し、城間氏は「皆さまのパワーを自分の中に落とし込んで、決意の日を迎えたい」と述べ、出馬に強く意欲を示していた。

 関係者によると、27日にも事務所開きを行う予定だ。

 城間氏は1951年1月生まれ。80年に教員採用され、市学校教育部長、市教育長、副市長を経て2014年11月の市長選で初当選し、現在1期目。

 市長選には、石田辰夫氏(66)も出馬を表明している。