【名護】プロバスケットボールBリーグの琉球ゴールデンキングス主将を務める岸本隆一選手が19日、沖縄県名護市の県立北部農林高校を訪れ講演した。「夢を実現するためにやるべきこと」と題して講演した岸本さんは「困難にぶつかった時に、『何で失敗したのか』と考え、次の行動につなげることが成長につながる」と呼び掛けた。
同校の生徒約500人が耳を傾けた。講演会の進行は吉本興業のお笑い芸人、空馬良樹さんが務めた。
岸本さんは名護市出身。兄の影響で小学校3年生からバスケットボールを始めた。「バスケットを始めた時は、プロ選手になるとは思ってもみなかった」と話す。
一方で将来の夢や、やりたいことが決まっていない時には「長い人生の中で、高校生にはまだ時間がある」と強調。「明日に希望を持ち、前向きに生きているだけで、やりたいことができる『チャンス』が来る。焦らないでほしい」と話した。