自動車通行「730」40周年でタイムスリップ 29日、うるま・海中道路 懐かしの車、勢ぞろい


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「730大作戦」をPRする実行委員の滝鉄也さん(左)と玉城政哉さん=4日、琉球新報中部支社

 【うるま】1978年7月30日に沖縄県内の自動車通行が右側から左側に変更された「730(ナナサンマル)」から30日で40周年を迎える。この節目を記念して29日午前10時から午後4時半まで、うるま市の海中道路あやはしロードパークで、旧車がそろう「730大作戦」が開かれる。

 午後2時からは、海中道路の一部道路を使って集まった旧車により右側通行の再現を警察と調整している。

 イベントは、道路交通法が改正された1978年前後に国内で流通していた旧車を中心に展示される。当時流行した日産スカイラインの通称「ハコスカ」をはじめ、左ハンドルのセドリックなどが展示される。

 イベントは、旧車を愛する有志が実行委員会を立ち上げて企画した。

 実行委代表の滝鉄也さん(44)は「県内では旧車が一堂に集まるイベントはなかなかない。40年前にタイムスリップした気分で、ここでしか見られない旧車たちを楽しんでもらいたい」と多くの来場を呼び掛けた。

 旧車約100台によるパレードは午後2時から、平安座島からロードパークまでの約2・2キロを予定している。問い合わせは玉城さん(電話)090(5936)9594。