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平良3部門日本新 重量挙げ 全日本マスターズ

 重量挙げの第36回全日本マスターズ選手権大会(2019年世界マスターズ選手権大会代表選考会)が28日、和歌山県立体育館であり、女子40―44歳の53キロ級に出場した平良真理(沖縄工業高教諭)がいずれもマスターズ日本新記録となるスナッチ52キロ、ジャーク74キロ、トータル126キロを挙げて優勝した。

◆教え子に勝負強さ見せる/教職の傍ら地道に努力

 「次は君たちだ」。教え子5人が出場する全国高校総合体育大会・東海総体遠征を目前に、平良真理(沖縄工業高教諭)が女子40―44歳の53キロ級でスナッチ、ジャーク、トータルでいずれもマスターズ日本新を打ち立てて見せた。

 糸数陽一、宮本昌典を指導したシドニー五輪の元オリンピアンは「けがの回避が一番」と体を気遣いながら、教職の傍らで地道に重ねた努力と本番の勝負強さを見せつけた。ひと仕事終え「挙げながら教え子が目に浮かんで。現役の時より緊張しました」と笑う。

 圧巻の展開だった。スナッチ一本目で45キロ。二本目で日本新となる48キロ、さらに重量を増した三本目は52キロに「肩が外れないよう確認しながら」成功させた。50キロ台は1年以上触っていなかったが、その代わりに40キロ台を多めにこなすよう努めた。「もっと練習で挙げていればできるんだな、もっとやりたいなと思った」と欲も出たてきたという。ジャークは一本目の68キロから日本新。続いて71キロ、74キロと次々と差し上げた。

 3年前の世界選手権では58キロ級でジャーク86キロを挙げ、マスターズ世界記録も樹立した。「一年一年、体の維持の難しさと体力の消耗が進む。でもこの変化も面白い」

 このタフさで、東海総体に出る子どもたちにハッパを掛け続ける。



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