写真甲子園 浦添工が優秀賞 真和志は敢闘賞


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写真甲子園2018で優秀賞に輝いた浦添工業の(左から)比嘉夏子さん、玉城姫菜乃さん、仲村咲乃さん=3日、北海道東川町

 【北海道で新垣若菜】第25回全国高校写真選手権(写真甲子園)は3日、北海道東川町を主会場に最終日を迎え、浦添工業高校が3位相当の優秀賞に選ばれた。2015年以来3年ぶり3度目の優勝を目指し挑んだ大会だったが、「やりきった。悔いは無い」と生徒たちの表情は明るかった。

 同校から出場したのは比嘉夏子さん(17)、玉城姫菜乃さん(16)、仲村咲乃さん(同)の3人。顧問の仲眞富夫教諭が部員24人の中から「最後まで粘れる子を選んだ」という3人は、最終部の公開審査でも「全体的によく撮れている」と高評価だった。

 部長の比嘉さんは「優勝はできなかったが、高校生活最後で最高の夏だった」とすっきりした表情で語った。仲眞教諭は「生徒たちの成長が見られた。満足している」と優しい笑顔でみせ、生徒の健闘をたたえた。

 真和志高校は敢闘賞を受賞した。写真甲子園2018年は、和歌山県立神島高校の2連覇で幕を閉じた。