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重量挙げ・榮 53キロ級5位入賞 東海高校総体

 【東海総体取材班】2018年度全国高校総合体育大会「2018 彩る感動 東海総体」は3日、三重県など各地で競技を行った。

 亀山市の西野公園体育館で行った重量挙げは、53キロ級の榮蒼(沖縄工業)がスナッチ83キロ、ジャーク106キロのトータル189キロで5位入賞を果たした。ジャークは2位だった。

 岐阜県の長良川国際レガッタコースで行ったカヌーは、男子カナディアンフォア(C4)500メートルの準決勝に臨んだ沖縄水産メンバー(宮国志匠、大久保大登、玉城潤平、大仲哲平)が1分47秒838で勝ち上がり、4日の決勝へ駒を進めた。女子の野原楓花・下地利実(沖縄水産)は、カヤックペア500メートルで準決勝進出を果たした。

 三重県の三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場で行った陸上では、男子走り幅跳びの小川脩平(中部商業)は9位で惜しくも入賞を逃した。女子走り高跳びの岸本志恵(中部商業)は予選敗退だった。

 三重県の四日市ドームで行ったテニスの女子団体は準々決勝で沖縄尚学が仁愛女(福井)に0―2で惜敗し、4強進出はならなかった。

 相撲では個人予選を城間瑠正(中部農林)、仲里隆治(同)が突破し、決勝トーナメント進出を決めた。

 フェンシングの女子個人エペの山城聖華(宜野座)は、予選トーナメントで1回戦敗退だった。



◇榮、挑戦の姿勢結実


 記録に挑戦する姿勢で県総体、九州総体を制してきた男子53キロ級の榮蒼(沖縄工業)。大舞台でも気負わずその姿勢を貫いた。スナッチは自己ベストタイの83キロ、ジャークは出場選手中2位となる106キロを差し上げ、トータル189キロで5位に入賞した。榮は「良かった。周囲の方々に、少しは良いところを見せられたかな」とはにかむ笑顔がうれしさを表した。

 大会前の不安を払拭(ふっしょく)した記録が榮の喜びとなった。まずはスナッチ。苦手意識があり、大会前は軽い重量で反復練習を行い、フォームを安定させた。1本目の80キロを涼しい顔で差し挙げ、続く83キロもしっかり成功させた。

 そして迎えたジャーク。元々得意だったが、九州総体で苦い失敗を経験した。成功したのは1本目の100キロのみ。自己ベストの110キロとはほど遠い内容だった。この日の試技前にもその時のことがよぎったというが、「全国の実力者に、自分の力を見せつけたい」(榮)と強気に設定した1本目の102キロを成功させると勢い付く。続く106キロもクリーンからひと呼吸置き、落ち着いて差し挙げた。

 スナッチ、ジャークとも3本目は惜しくも落とした。しかし記録にこだわった挑戦で練習の成果を発揮した。榮の試技を見守った平良真理監督は「本当に成長している。脚力も強いし、何より(重量挙げに対して)素直な姿勢が良い」と評価。榮は高校最後の大会となる国体へ向け、「優勝して、周囲の方々に恩返しをしたい」と力強い言葉で目標を語った。 

 (喜屋武研伍)


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