41年ぶりメジャー制覇へ!比嘉真美子 首位と3打差4位


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第28回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント最終日、18番をバーディーとし笑顔を見せる比嘉真美子=2015年3月8日、南城市の琉球GC

  女子ゴルフのメジャー、全英リコー女子オープンは4日、英国中部のロイヤルリザム・アンド・セントアンズGC(パー72)で第3ラウンドが行われ、2位から出た比嘉真美子は3バーディ、2ボギーの71で回り、通算10アンダーでトップと3打差の4位につけた。

 1977年の樋口久子以来となる日本勢史上2人目のメジャー制覇を懸け、最終日に臨む。

 この日、首位と1打差の2位タイで決勝ラウンドに進んだ比嘉は、通算9アンダーで並ぶミンジー・リー(オーストラリア)と同組で、現地時間の午後2時35分(日本時間の4日午後10時35分)に1番(パー3)からスタート。1打目がピン手前2メートルにつくと、最後のひと転がりで沈めてバーディとし、絶好の滑り出しをみせた。

 その勢いで前半に3ストローク伸ばしたが、終盤は16番で3パットボギー、18番でもボギーと苦しんだ。比嘉は「後半は思うようにいかなかったが、アンダーで回れたので最低限できることはやれた。まだチャンスはある」と話し、最終日の逆転に意欲を見せた。

 トップは首位で出たポルナノン・ファトラム(タイ)で、この日も4バーディ、1ボギーの69と安定していた。地元イングランドのジョージア・ホールが通算12アンダーの2位。ユ・ソヨン(韓国)が通算11アンダーの3位で続く。比嘉はミンジー・リー(オーストラリア)とパク・ソンヒョン(韓国)と並んでいる。
【琉球新報電子版】