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中屋敷(沖尚)8強 男子シングル沖縄県勢18年ぶり 東海高校総体

 【東海総体取材班】2018年度全国高校総合体育大会「2018 彩る感動 東海総体」は5日、三重県など各地で競技を行った。空手の男子個人形4回戦で眞喜志勇哉(前原)が岡山の選手を下し、8強入りした。テニスは男子シングルスの中屋敷勇人(沖縄尚学)が4回戦で大阪の選手を退け、ベスト8入りを決めた。沖縄尚学の女子ダブルスとしてチーム4連覇を目指した前田優歩・高岡鈴蘭組は、2回戦で千葉のペアに6―8で惜敗し、涙をのんだ。ボクシングのピン級準々決勝に臨んだ砂川朝都夢(那覇工業)は判定負けした。カヌーではスプリント・カナディアンフォア(200メートル)の沖縄水産(宮国志匠・大久保大登・玉城潤平・大仲哲平)が準決勝を1位通過し、6日の決勝へ駒を進めた。自転車は、男子4000メートル速度競争の準決勝で澤岻達希(北中城)が4位、スクラッチ予選で具志堅大士(同)が5位に入り、ともに6日の決勝に進んだ。

◆強打でシードを撃破/中屋敷


男子シングルス4回戦 ライジングショットでポイントを奪った沖縄尚学の中屋敷勇人=5日、三重県の霞ヶ浦テニスコート(屋嘉部長将撮影)

 最初で最後の出場となる全国高校総体で、中屋敷勇人(沖縄尚学3年)が何度もほえた。強力なサービスとフォアを武器にシードを破る快進撃。2000年の岐阜総体で4強入りした比嘉明人(当時沖縄工)以来の県勢男子の8強進出を決めた。中屋敷は「ベスト8は目標だった。達成感はある」と疲れを感じさせない笑顔を見せた。

 元々、サーブとフォアはスピードがあり、球が跳ねて伸びるハードコートとの相性はばっちりで、通常よりも威力は増していた。

 初戦のシード・松下龍馬(埼玉)は2年生では全国で絶対王者の難敵だった。それでもサーブとフォアで攻め続け、さらにサーブアンドボレーでテンポの速い攻撃を見せ、8―6で撃破した。

 勢いそのままに8強が懸かる4回戦では、相手の深いボールにもライジングショットで返すなど、引かない姿勢を向きだしに、得点を奪った。

 大阪府出身だが、テニスにより打ち込み強くなるために1年の途中で沖縄尚学に転校した。「沖縄のために勝たないといけない」と思いは強い。

 シングルスだけでなくダブルスも残す。「目の前の一戦一戦やりきれば結果に結びつく」と集中力を切らさずに、さらなる上位を目指す。
 (屋嘉部長将)



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