沖縄防衛局で座り込み 「聴聞」の対応巡り


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 周子

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を巡り、県は辺野古沿岸部の埋め立て承認撤回に向けて沖縄防衛局側の言い分を聞く「聴聞」について、防衛局が求めた期日延期を認めないと6日に決定した。
 
 これを受け、うるま市具志川九条の会や普天間爆音訴訟団、かでなピースアクションなどは7日午前、嘉手納町の沖縄防衛局前で、同局に対して県が指定した9日の聴聞に期日通り応じるよう求める集会を開いた。
 
 集会には70人が参加した。9日の聴聞に応じるよう記した要請書の手交に際し、市民らは集会参加者全員の同席を求めているが、同局は代表者5人による手交なら受け取ると返答した。

 市民は同局の提案を拒否し、入り口で座り込みを行っている。【琉球新報電子版】

要請書の手交に全員が同席することを求め、沖縄防衛局で座り込む市民=7日、嘉手納町の沖縄防衛局