【辺野古問題取材班】普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で10日、建設阻止に向けた連続集中行動が5日目を迎え、米軍キャンプ・シュワブのゲート前に約150人の市民が集まった。午後2時20分現在までに、資材の搬入は確認されていない。海上での工事も行われていない。
市民らは正午から、ゲート前で「新基地建設をやめろ」とシュプレヒコールを上げて抗議した。午後は、沖縄本島に台風が接近しているため、テントの片付け作業を進めた。
11日開催予定の県民大会に参加するために東京から来県した50代の女性は「翁長知事への思いを共有する場になるはずだ。台風の影響をうけなければいいが」と心配そうに話した。【琉球新報電子版】