琉球新報新本社ビル落成記念公演「おきなわ文化の祭典 大琉球浪漫」の第3弾公演


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複雑な隊形変化の「浜千鳥」で観客を魅了した各流会派の舞踊家たち=11日、那覇市の琉球新報ホール

 琉球新報社新本社ビル落成記念公演「おきなわ文化の祭典 大琉球浪漫(ろまん)」の第3弾、「流会派の揃(そろ)い踏み『極(きわみ)の華』」が那覇市の琉球新報ホールで開催された。琉球舞踊の継承と発展を担ってきた各流会派の家元、会主、師範ら約400人が出演した。流会派の垣根を超えた共演やそれぞれの特色あふれる演目で会場を沸かせた。

 冒頭、各流会派合同で祝儀舞踊「長者の大主(うふしゅ)」を披露し、新ホール落成をことほいだ。各流会派合同の「浜千鳥」では複雑な隊形変化で観客を魅了した。渡嘉敷流は「かせかけ(かしかき)」を珍しい3曲構成で舞った。松含流はお家芸の「鳩間節」を軽快に踊った。

 当初は7月1日に開催される予定だったが台風7号のために延期されていた。