50の沖縄体験紹介 「たびらい」運営のパム インターン生が企画


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企画した「50の体験」を紹介するインターンシップの学生=15日、那覇市久茂地のパム

 旅行予約サイト「たびらい」などを運営するパム(那覇市)が、受け入れたインターンシップの大学生が実際に沖縄で体験してみた「50のプチ体験」をサイトで紹介する企画を進めている。「ゴリラチョップの岩」「サボテン畑」など実際に沖縄に来ないと分からない穴場を見つけたり、体験をしたりして短い動画と約100字で説明。SNSの投稿のように気軽に見て、読めるようにまとめている。

 パムは「現地主義」を掲げ、たびらいのコンセプトも「現地の友人」とし、現地を訪れないと分からない魅力や体験を発掘することを重視している。そのためインターンシップ生にも同様に利用者向けのコンテンツ制作を実体験してもらい、実際の業務を知ってもらうことを目指している。

 インターンは9~23日で、学生は東洋大3年の御簾納詩織さん(21)、橋本沙季さん(20)、本橋知奈さん(20)、赤枝佑香さん(20)、長野大3年の杉山博音さん(21)の5人。実際に県内各地を回り、本橋さんは本部町で「ゴリラチョップの岩」を発見。橋本さんはインスタグラムで「インスタ映え」する南城市のサボテン畑を見つけた。自由な発想で15日までに12の「プチ体験」を集めた。今後、さらに県内を取材してインターンシップ終了までに企画を完成させ、サイトのどの部分に掲載するかも決める。近くサイトにアップされる。

 パム事業戦略室の妻夫木友也室長は「せっかく沖縄に来ているので、仕事の実践に近いことを体験してもらいたい」と語った。