沖縄県知事選 自公が協力を確認 公明、来週にも佐喜真氏推薦


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 9月30日の県知事選に向け、自民、公明両党本部の幹部が17日、那覇市のホテルで会談し、両党で全面的に強固な協力関係を築くことを確認した。4年前の知事選で公明党は自主投票だった。会談後、公明党の斉藤鉄夫選挙対策委員長は記者団の取材に、自民党が擁立する佐喜真淳氏の推薦について「党内手続きで決定する方向だ。党を挙げて支援する」と述べた。公明党本部の推薦は来週にも出る見通し。公明党県本が反対している辺野古新基地建設については今後、自公で話し合いを重ねて政策を決めるとした。

 会合には、斉藤氏のほか、塩谷立自民党選挙対策委員長、同党県連や公明党県本の幹部、県議らが出席した。知事選に立候補する佐喜真氏と那覇市長選に立候補する翁長政俊氏も駆け付けた。