全国中学 大見 水泳バタV 重量挙げ仲宗根、比嘉、棚原


この記事を書いた人 琉球新報社

 県勢の中学生が19日、夏の全国大会で躍進した。水泳の2018年度全国中学校体育大会・第58回中学校競技大会(岡山県)では、男子バタフライ100メートルで大見碧士(松島3年)が県勢では27年ぶり4人目、同種目では初めての頂点に立った。重量挙げの第32回全国男子中学生選手権・第17回女子中学生選手権(兵庫県)では女子75キロ超級の仲宗根夢来(本部3年)、男子94キロ級の比嘉力(大宮3年)と94キロ超級の棚原幹勝(佐敷3年)が頂点。仲宗根と比嘉はスナッチの日本中学記録を樹立して制した。

大見碧士
仲宗根夢来

 「すべてがうまくかみ合っていた」と会心の泳ぎの大見は、福井国体でも3位以上のタイトルを狙う。

 スナッチ69キロで日本中学記録を塗り替えてジャーク、トータルも大会新の仲宗根は「想像を超えるびっくり」と驚き、スナッチ以外でも新記録を狙う。

 日本中学新のスナッチ100キロを挙げ、ジャークとトータルも大会新の比嘉は「記録には満足だが内容は20点」と課題修正を図る。 初の全国制覇となった棚原は「満足です」と納得の大会を終え、今後の活躍を誓った。

比嘉力
棚原幹勝