【中国時報】アマゾン子会社、台湾に2カ所目 技術者を養成


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 米大手の通販サイトアマゾン傘下のネットサービス会社AWS(Amazon・Webサービス)は、アジアでは青島に続いて2カ所目となるAmazon・AWS・ジョイント・イノベーションセンターを台湾の新北市に開設した。10日、新北市長やAWS香港・台湾地区CEOらも参加して、開幕式が行われた。

 センターは遠東科学技術パークの中にあり、クラウド関連の技術者養成を主な目的としている。新北市の朱立倫市長は「市には2万社を超える企業がある。AWSの技術力で、産業構造のデジタル化を推進し、新北市を新たなeコマース都市に生まれ変わらせてほしい」とセンターへの期待を語った。

 センターでは今後、ソリューションチームを募集し、選考を経て、センター内にそれぞれのチームのオフィスを開設。AWSによる技術指導などを行うほか、無償で同社のクラウドシステムの利用を許可するなど、人材の養成に力を入れていく。