琉球新報でたどる安室奈美恵さんの軌跡 企画展が開幕


この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
琉球新報に掲載された記事約75点などを見ることができる「My Hero~琉球新報でたどる安室奈美恵25年の軌跡」=22日午前、那覇市泉崎の琉球新報本社1階

 県出身で、9月16日に引退する歌手の安室奈美恵さんの活躍をたどる企画展「My Hero~琉球新報でたどる 安室奈美恵25年の軌跡」(主催・琉球新報社)が22日、那覇市泉崎の琉球新報本社ビル1階ロビーで開幕した。9月16日まで(午前10時~午後7時)。入場無料。

安室奈美恵さんの特大イメージの前で同じポーズを取り、記念撮影する末吉由依菜さん(左)と西野蓮さん=22日午後、那覇市泉崎の琉球新報本社

 企画展では、1990年代の記事から直近まで、琉球新報に掲載された記事約75点のほか、県出身アーティストの照屋勇賢さんが紅型で安室さんを描いた作品「Heroes(ヒーローズ)」、県の観光PR「Be. Okinawa」のポスターなどを展示している。昨年の沖縄ライブや今年のラストドームツアーの一部映像も放映する。

琉球新報に掲載された記事約75点などを見ることができる「My Hero~琉球新報でたどる安室奈美恵25年の軌跡」=22日午前、那覇市泉崎の琉球新報本社1階

 「世界一好きなアーティストは断トツで安室ちゃん」と話す末吉由依菜さん(16)=浦添市=は22日午後、母・千恵美さん(48)と友人の西野蓮さん(16)と企画展を訪れた。末吉さんは中学卒業後に始めたアルバイトの貯金で、デビュー以降発売された安室さんのCD全作を購入した。女性らしさの中にも強さを秘めた安室さんの存在や歌に幾度となく救われたといい、「安室ちゃんは私のヒーロー。引退しても幸せでいることを願っている」と話した。【琉球新報電子版】