新学期開始後 不発弾を処理 那覇市・天妃小


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 沖縄県那覇市久米の天妃小学校の運動場内で見つかった不発弾は、9月2日午前10時から処理する。関係機関が8月24日に協議会を開き、決定した。市によると、処理が27日の新学期開始後になるため、同小は処理日まで運動場を立ち入り禁止にするなどの対策を取る。

 不発弾は、米国製5インチ艦砲弾1発。校舎の建て替え工事に伴う調査で13日、運動場中央部の地下約50センチの場所から見つかった。現場を見た城間幹子市長は「運動場を子どもたちが使っていたと思うとぞっとする。できるだけ早く撤去したい」と話した。

 当日は不発弾処理に伴い、半径88メートル以内の区域の約120世帯、約60事業所、約450人が避難対象になる。避難所は上山中学校体育館。久米大通り(県道47号)の一部も通行止めになる。避難開始時刻は午前9時10分、交通規制は9時50分。処理は午前11時に終了予定。