学生ジャズオーケストラの全国一を決める第49回山野ビッグバンドジャズコンテストが22、23の両日、東京都府中市の府中の森芸術劇場で開催され、同志社大ザ・サード・ハード・オーケストラが第1位の最優秀賞を獲得した。2年連続2度目の出場を果たした琉球大モダン・ジャズ・オーケストラ(MOJO)は昨年の27位から上げて25位だった。
35バンドが出場。琉球大は23日に登場し、カウント・ベイシーのナンバーから「ファンシー・パンツ」など3曲を披露。通常は5本編成のサックスセクションを8本で組み、メンバーによる寸劇仕立てのMCなども含めて会場を楽しませた。
審査員講評で、トランペッターのエリック・ミヤシロ氏からサックスのアンサンブルについて注意を受けたが、エンターテインメント性は高く評価された。
メンバーでバリトンサックスの南波晃司さんは「全て出し切り、他大とは違うステージを楽しんでもらうことができた。沖縄の皆さんから多くの支援をもらい感謝したい。来年は残ったメンバーでシード権獲得(20位以内)を目指す」と話した。