【中国時報】小学校に託児所 新北市、厚い支援


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 新米パパとママに朗報―。新北市の新荘裕民小学校に公立託児所が開所した。0歳から2歳までの乳幼児45人を受け入れる。29日午後5時から登録を開始。公立託児所は毎月わずか9千元(約3万4千円)で利用できる。民間の託児所に比べると1万元(約3万8千円)も安い。さらに政府の補助金があり、保護者の負担は大幅に減ると期待される。

 新北市長の朱立倫は20日に開所式に出席し託児所や周辺の様子を見学した。「この託児所は、新北市で56番目で、今、57軒目を建設中で、来月に開所する予定だ。年内に60軒目を完成させたい」と話した。朱立倫によると、新北市にある56カ所の公立託児所では、乳幼児の受け入れ総数が3305人に達しており、全国の6割を占めるという。