沖縄気象台によると7日午前3時、熱帯低気圧は沖縄地方の南の海上にあり、時速20キロで北西に進んでいる。中心気圧は1004ヘクトパスカル。沖縄気象台によると、海面の温度やそのほかの気象条件などから今後、この熱帯低気圧が台風に発達する可能性は低くなったという。ただ、沖縄本島地方や宮古島地方の沿岸で海域では7日、次第に波が高くなる見込みのため、高波への注意を呼び掛けている。
八重山地方では7日、多いところでは1時間に30ミリの激しい雨が降る見込み。沖縄地方は8日かけて発達した積乱雲の下での落雷や突風、急な強い雨が降る可能性があり、沖縄気象台は注意を呼び掛けている。【琉球新報電子版】