石垣島グルメ世界へ プロモ協発足 第1弾「牛そば」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
牛そばのプロモーションを開始するIGPAの池淵功寛代表理事(左)ら=8月30日、石垣市役所

 【石垣】石垣島グルメを世界に発信する「石垣島グルメプロモーション協会」(IGPA)が1日、発足した。石垣島が誇るグルメ情報の発信や飲食店の外国人観光客(インバウンド)受け入れ強化などに取り組み、誘客や訪れた観光客の満足度アップ、消費額向上につなげたい考えだ。プロジェクト第1弾として「牛そば」のプロモーションを開始する。

 プロモーション対象のグルメを扱う島内外の店舗を、協力店会員としてポスターやのぼり、SNSでPRするほか、イベント出店やメディア露出など、多様な方法で長期的・継続的に石垣島グルメの魅力を発信していく。当面は牛そばのプロモーションに専念し、第2弾のグルメは今後選定する予定だという。

 飲食店のインバウンド対応もサポート。プロモーショングルメの提供にかかわらず、インバウンドへの基本的な対応をアドバイスする。翻訳などを希望する場合は別の企業などにつなげたいとしている。

 月に1回程度を目標に、キッチンカーイベントの開催も企画している。

 IGPAの池淵功寛代表理事は8月30日、市役所で中山義隆市長にプロジェクトのスタートを報告した。池淵代表理事は「石垣島は農水産、畜産物に恵まれている。誘客や満足度、経済効果につなげたい」と話した。

 IGPAは協力店会員のほか、プロジェクトに賛同する会員を募集している。協力店会員の会費は無料で、一般会員は入会費5千円・年会費1万円。特別協賛会員は年間1口で10万円。問い合わせは事務局(電話)0980(87)0083。