社会

「美しい海、なぜ破壊」 詩人コガワさん 大浦湾を視察

大浦湾から基地建設現場を視察するジョイ・コガワさん(中央)、息子のゴードンさん(右)、孫のナチャさん=11日、名護市辺野古沖(ゴードンさん提供)

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設に反対する「海外識者103人声明」に参画する日系カナダ人の詩人・小説家ジョイ・コガワさん(83)が11日、辺野古を訪れ、大浦湾海上から船で新基地建設現場を視察した。初めて来沖したジョイさんは豊かな自然の海を破壊し、基地を建設することへの疑問を呈した。

 ジョイさんは15日に行われる「池宮城秀意記念賞」(琉球新報社主催)の贈呈式・シンポジウムで受賞者の一人として登壇するため4日、来沖した。

 辺野古視察は息子のゴードンさん(60)らも同行。シンポジウムを前に基地建設の現場を見たジョイさんは「なぜ、こんなに美しい青い海を破壊し、大きな基地を造らないといけないのか。とても悲しい」と語った。基地建設に反対し、抗議する市民について「同感した。(長年の反基地闘争は)すごい歴史だ」と話し「力を合わせて動き、諦めないことが大切だ」と語った。