社会

安室ちゃんは最後まで「ヒーロー」 赤いブーツ姿で40分 「騒げ沖縄」の叫びに歓喜 「ナミエコール」、鳴り止まず 

安室奈美恵さんのラストライブ開演前から盛り上がるファンら=15日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター

 「ナミエ、ナミエ」。ラストライブ会場に「ナミエコール」が響き渡る中、「I ♥ MUSIC!」と白とピンク色で書かれた黒いTシャツと、赤いブーツ姿で安室奈美恵さんはステージ上に姿を現した。約40分間、いつもと変わらない切れのあるダンスに磨き上げた歌声、全8曲を披露し、〝平成の歌姫〟は最後までファンを魅了した。〝プラチナチケット〟を手に入れた幸運なファンたちは安室さんにもう一度会えた喜びと涙であふれていた。

 ステージでは、歌手の平井堅さんら他の歌手とコラボした楽曲を熱唱した。「騒げ沖縄!」と叫ぶ場面では会場が一気にヒートアップ。ファンは高い声で叫び返した。最後の曲ではステージの後ろの画面にこれまで開いてきたライブ映像が流れ、ファンと振り返るように歌い締めくくった。

 ライブ最後、共演したアーティストを安室さんが紹介。「モンパチー」「BEGIN」などと一人一人の名前を呼び、出演者に感謝したたえた。安室さんはステージ上で出演者と手を高く挙げた。「会場に来てくれた皆さん、ありがとう」。笑顔でファンに別れを告げ、安室さんはステージを後にした。

 ステージに歌姫がいなくなっても、わき上がったファンからの「ナミエ」コールは途切れることがなく約10分間続いた。スタッフが退場を呼び掛けてもファンは帰らず、涙しながら名前を叫び続けていた。安室さんの姿を「もう一度見たい」。別れを惜しむファンからの熱い思いでいっぱいだった。

 ライブには、MONGOL800やBEGINらが出演。安室さんの楽曲以外の曲にもファンは一緒に歌い、音楽を楽しんだ。【琉球新報電子版】