「優勝へ一緒に戦って」 キングスがチーム発表会


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集まったファンに冗談を交えながら選手を紹介する古川孝敏=15日、北中城村のイオンモール沖縄ライカム

 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは2018―19シーズン開幕前に15日、北中城村のイオンモール沖縄ライカムで、チームメンバー発表会と握手会を行った。今季は5人の選手が入れ替わった。新チーム初の公式戦、関西アーリーカップ(9日)は2連覇を達成。古川孝敏があいさつで「優勝への準備をしているので、皆さんも一緒に戦ってくれるとありがたい」と固い決意を見せると、ファンから拍手が起こった。

 キングスは並里成が戻ったほか、橋本竜馬、寒竹隼人、ジョシュ・スコット、ジェフ・エアーズが加入。頼もしい新戦力に岸本隆一主将は「他のチームの良い部分を吸収していけるのでありがたい」と語った。

 キングスの新しいかりゆしウエアを身に着けた橋本は「キングスは沖縄に愛されている存在。自分もそうなりたい」と笑顔を見せた。エアーズとスコットも沖縄のファンの熱い応援に感謝した。

集まったファンと笑顔で握手を交わすキングスの選手ら

 握手会は大盛況だった。糸満市から子ども4人と訪れた大城要太さん(42)は「アーリーカップを見たが、スピード感あるバスケだった」と変化を感じており、ミニバスケを続ける長男の航太郎君(9)は「去年はチャンピオンシップ準決勝で負けたので、次は勝って優勝してほしい」と話し、新生キングスに期待の声を寄せた。