【中国時報】高速道で事故“恐怖の7秒” 幼児安否、ネットで注目


社会
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 中山高速道路の南行き新営路段で3日、車がひっくり返って1回転するという大きな事故が発生した。

 目撃者の証言によると、1台の車が猛スピードを出しながら車線を変更しようとしたができず、結果、重心を失った車は他の車両にぶつかってしまった。2台とも激しくぶつかり横転したほか、車内にいた男児が衝撃で車外に飛ばされてしまった。幼児は全身に擦り傷を負いながらも、どうにか中央分離帯によじ登り無事だった。

 この事故で、大人1人、子ども2人が重軽傷を負った。ぶつけられた車は、その直後、隣を走るタンクローリーと接触した。

 目撃者のドライブレコーダーの映像がインターネットで流れると、幼児が外に飛び出していた7秒間に注目が集まり、物議を醸した。事故で加害者にはもちろん刑罰が科されるが、ぶつけられた車両の運転手に対しても、子どもにシートベルトをさせていなかったとして3千元以上6千元以下(1万1500~2万3千円)の罰金を科すとした。