経済

54時間の起業挑戦 豊見城で体験イベント

起業を体験する「スタートアップウィークエンド」の参加者=23日、豊見城市のアザナ・イベントスペース

 週末の54時間で、アイデアから試作品をつくるまでの方法論を学び、起業を体験するイベント「スタートアップウィークエンド」が21~23日までの3日間、豊見城市与根のアザナ・イベントスペースで開催された。集客の課題を解決するために、飲食店と異業種店を結び、お互いの商材を委託で販売し合うマッチングサービスを提案したチーム(川満歩貴、村田薫、秋田海人、岩田貴浩、大城夢河)が優勝した。

 高校生から50歳代の社会人まで60人が参加。アイデアを持ち寄ったリーダーを中心に11チームに分かれ、54時間でアイデアの仮説検証から試作品の構築までを競い合った。

 優勝したチームの川満さん=琉球大4年=は「飲食店主に実際に話を聞くと、当初の案では課題解決できなかった。そこから店主の声を集め、成功しているお店の調査など実際に動き回った。だからこそ得られた結果」と振り返りつつ、「それぞれの強みを生かしたチームでの優勝だった」と喜んだ。

 2位は新鮮な食材を求める人と釣り過ぎた釣り人をマッチングするアプリを提案した藤元誉士郎さんら5人のチームが選ばれた。子どもの好き嫌いをなくすために食べたことのない食材から料理レシピを提案するアプリを考案した新垣ステファニー美香さんら6人のチームが3位だった。

 イベントは全世界で4500回以上開かれ、36万人以上が参加している。日本では25都市で開かれた。起業を志す学生や社会人がビジネスアイデアを議論するだけでなく、街頭インタビューなどによる消費者のニーズを踏まえ、アイデアの事業化を目指す。会場にはビジネス界の第一線で活躍する起業家、投資家らが審査員を務め、それぞれのアイデアを評価する。