沖縄県知事選、期日前投票40万超 過去最多、有権者の35%


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 県選挙管理委員会は29日、県知事選挙の期日前投票(16日間)の最終集計を発表した。選挙人名簿登録者数115万8602人(20日現在)の35・1%に当たる40万6984人が投票を済ませた。2014年の前回知事選の2倍となり、全県選挙の期日前投票で過去最多を記録した。期日前投票の制度が定着してきたことに加え、台風接近に伴う期日前投票の利用呼び掛けも影響したとみられる。

 大票田の那覇市の期日前投票者数は、前回の1・9倍に当たる8万8845人だった。次いで有権者の多い沖縄市は、2・5倍の3万2063人が既に投票した。浦添市は2倍の2万7667人。名護市は、1・7倍の2万2227人だった。

 市長選が同日選になっている宜野湾市は、2・4倍の2万3062人。

 県議補選が同日選の石垣市は、1・9倍の1万2660人。同じく県議補選と市議選が同日選となっているうるま市は2・7倍の3万4302人となった。市部全体では2・1倍の29万9342人。郡部全体では、2・1倍の10万7642人となった。