地域

まちゼミでファンづくり 嘉手納で15日から 商店主ら23講座

嘉手納町で初開催のまちゼミについて説明する岡崎まちゼミの会の松井洋一郎代表(奥)=9月26日、嘉手納町の町商工会

 【嘉手納】沖縄県の嘉手納町商工会は、商店街の店主らが講師となり専門的な知識や情報を教える無料講座「第1回かでなまちゼミ」を15日~11月15日の期間で、町内の会員店舗で開催する。県内の商工会としては初めての開催で、20店舗23講座が開かれる。開催を前に9月26日、嘉手納町商工会で事前説明会が開かれ、商工会会員らが参加した。岡崎まちゼミの会の松井洋一郎代表が講師を務めた。

 まちゼミは愛知県岡崎市で生まれ、地域の商店街の活性化を目的に全国300以上の自治体が開催している。県内では沖縄市と浦添市、那覇市で実施している。

 かでなまちゼミでは、お菓子づくり体験や腕時計を長生きさせる方法など、各商店の持ち味を生かした講座を開く。説明会で松井さんは講座後のアフターフォローが大切だと強調。「講座は商品説明会ではなく、ファンづくりが目的だ。会う機会が増えれば、信頼関係ができ、選ばれるお店になってリピーターが増える」と指摘した。また「(沖縄では) 扶助の精神があり、他店舗や他の地域の紹介もしてほしい」と呼び掛けた。

 町商工会の小湾健司さんは「これまでイベントを開催しても単発で終わってしまい、リピーターにつながっていなかった。商店街の店主と知り合いになることで、リピーターとなり、嘉手納に来る機会が増えてほしい」と期待する。「笑顔で明るい店主や職人が多いのでぜひ楽しんでほしい」と参加を呼び掛けた。

 受講料は原則無料で、講座の予約は1日から。問い合わせは嘉手納町商工会(電話)098(956)2810。