「ウチナーンチュの意地を見せた」「新知事支えよう」 辺野古ゲート前で市民ら決意


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玉城デニー氏の県知事当選をバンザイして喜ぶ市民ら=1日午前10時半ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプシュワブゲート前

 【辺野古問題取材班】 辺野古新基地建設に反対する市民らは1日、米軍キャンプシュワブゲート前で抗議した。9月30日に投開票された県知事選挙で新基地建設阻止を掲げた玉城デニー氏(58)が初当選したことに、市民らから「ウチナーンチュの意地を見せた」「新知事を支えていこう」などの声が上がった。

 1日、ゲート前には午前8時ごろから市民が集まり始めた。約70人が集まった。ゲート前で開かれた集会で、ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は、玉城氏の県知事選投票に触れ「県民が翁長雄志知事の思いを自分のものと引き継いだ結果だ」と強調した。

 市民らは玉城氏の当選を祝って一斉にバンザイをした。抱き合ったり、握手をしたりして喜ぶ人もいた。【琉球新報電子版】