今年結成20周年を迎える県出身バンドMONGOL800(モンパチ)のアルバム、楽曲、ライブなどに関連する資料を集めた特別展「MONGOL800 ga EXHIBITION モンパチ展 in Okinawa―20th Anniversary」(沖縄美ら島財団、ハイウェーブ主催)が6日午前、那覇市の県立博物館・美術館で始まった。11月5日まで。
同日午前10時に開会式があり、MONGOL800の上江洌清作さん、儀間崇さん、髙里悟さんらが駆け付け、展示会の開催を祝福した。
展示会にはこれまで発売したグッズやポスター、CDジャケット、雑誌、3人が浦添高校時代に文化祭で披露したライブ映像など20年の歴史を振り返る。昨年4月に他界した県出身の版画家・絵本作家、儀間比呂志さんによるモンパチ3人の顔やライブの版画なども展示されている。
上江洌さんは「沖縄の一バンドマンである自分たちが公の美術館で展示会を開くことにとても驚いている。結成の頃の映像や儀間先生の作品など、多くの方々の協力によりここまでこられたとあらためて実感した。音楽だけでなく、自分たちのアートワークにかける思いも感じてくれたらうれしい」と話した。
そのほかモンパチのライブをVR(仮想現実)で体験できるコーナーや、最近までライブで使われたギター、ベース、ドラムセットなども展示されている。
入場料は1200円、高校、大学性800円、小中学生400円。問い合わせは県立博物館・美術館(電話)098(941)8200。【琉球新報電子版】