第48回那覇大綱挽まつり(同実行委員会主催)が6日、開幕した。8日まで。初日は国際通りを会場に市民演芸・民俗伝統芸能パレードが行われ、国内外から46団体が出演した。沿道に集まった多くの市民や観光客らは勇壮な演舞や華麗な踊りを楽しんだ。
パレードは午後2時すぎに開始した。参加団体がパレットくもじ前イベント広場やぶんかテンブス館前など8カ所でエイサーやフラ、民踊、旗頭など多彩な演目を披露し、沿道を沸かせた。
30年以上、毎年欠かさず沿道でパレードを見ているという佐敷郁子さん(68)=那覇市=は「参加者の笑顔や踊りを見ていると元気がもらえる。祭りを通して、観光客にも那覇市の伝統や魅力が伝わっていると思う」と話した。
7日は午前11時30分から国際通りで旗頭行列が行われる。午後2時45分から国道58号久茂地交差点で大綱挽式典、大綱挽の開始は午後4時10分ごろを予定している。