沖水・興南 九州大会へ 沖縄県秋季高校野球きょう決勝


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 高校野球の第68回県秋季大会第12日は6日、沖縄市のコザしんきんスタジアムで準決勝2試合があった。沖縄水産が1―0で沖縄尚学との接戦を制し、興南は4―0で嘉手納を振り切った。両チームは来春に甲子園球場である第91回全国選抜大会出場の参考資料となる第143回九州地区大会(10月20~25日、熊本県)の出場権を獲得した。九州出場は沖水が19季ぶり27回目、興南が2季ぶり29回目。決勝は7日午後1時から、同スタジアムで開く。

興南―嘉手納 3回興南2死3塁、適時打を放つ7番・遠矢大雅=6日、コザしんきんスタジアム(又吉康秀撮影)
準完全試合を達成させ、チームを勝利に導いた沖縄水産の國吉吹(喜瀬守昭撮影)

 第2シード・沖水はエース右腕の國吉吹が無安打無得点の準完全試合を達成、沖尚打線を封じた。九回に三木健正のスクイズで1点を決め、競り勝った。決勝進出は14年ぶり14回目。

 第4シードの興南は甲子園経験のある左腕エースの宮城大弥が16奪三振、被安打4で完封。上位から下位打線が好機で確実につなぎ、4点を奪った。決勝進出は4年連続16回目。