豊見城市長選 山川仁氏、宜保安孝氏、宜保晴毅氏が第一声


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豊見城市長選に立候補し、第一声を述べる(左から)山川仁氏、宜保安孝氏、宜保晴毅氏

 【豊見城】任期満了に伴う豊見城市長選挙が7日告示され、立候補を届け出た前市議の山川仁氏(44)=社民、共産、社大、自由、国民民主、立民推薦、前市議の宜保安孝氏(41)=自民、維新、希望推薦、3期目を目指す現職の宜保晴毅氏(50)が同日午前、市内で出発式・出陣式を開き、それぞれの決意を述べた。投開票は14日。
 
 山川仁氏は市渡橋名で出発式を開いた。「子どもたちの習い事助成事業など、豊見城市の可能性を十分に引き出せるような政策を、市民と一緒になって形にしていく。市民と対話し取り組んでいきたい」と決意を述べた。

 宜保安孝氏は市我那覇で出陣式を開いた。「豊見城市のリーダーとして保育環境学習環境を整備し、高齢者が生きがいを持って生活できる取り組みや、上田・名嘉地を中心にしたまちづくりを必ず実現させる」と訴えた。

 宜保晴毅氏は市高安で出陣式を開いた。「2期8年間、休みなく朝から晩まで公務をこなしてきた。これからも初心を忘れず、必ずこの豊見城を日本一楽しく住みよいまちにするために全力で頑張っていく」と決意を語った。

 今回の選挙では、2期8年の現市政に対する市民の評価が問われる。経済振興策や子育て・教育支援策、行財政改革の手法などを争点に、1週間の選挙選がスタートする。【琉球新報電子版】