北谷町美浜に新ホテル 20年春開業 テラス、ムーンが共同


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 ザ・テラスホテルズ(名護市、国場幸伸社長)とムーンホテルズアンドリゾーツ(恩納村、同)は11日、北谷町美浜のフィッシャリーナ地区に新たに建設する「北谷ハーバーホテルプロジェクト」(仮称)に着手した。2020年春に開業予定。鉄筋コンクリート造の地上9階建てで、88客室。最上階は1室でフロアを占有する140・22平方メートルの「特別ルーム」となっている。

 このホテルは国場組グループの両社による初の共同プロジェクト。テラスホテルズが事業主で、ムーンホテルズが運営する。コンセプトは「暮らすように街を楽しむ」で、中長期滞在できるように客室の広さは50平方メートル以上となっている。

 ザ・テラスホテルズが16年3月に開業した「チャタンハーバーブルワリー&レストラン」に隣接し、マリンレジャーも楽しめる商品、施設造成を通じて地域の発展も目指す。

地鎮祭で鍬入れする(左から)国場組の国場幸一会長、ザ・テラスホテルズの国場幸伸社長、エヌプラスデザインの仲吉良暢社長=11日、北谷町美浜

 敷地面積は3512平方メートル、延べ床面積は7939平方メートル。カフェラウンジやプール、ジムなどがある。

 エヌプラスデザイン(仲吉良暢社長)が設計し、国場組(玉城徹也社長)が施工する。