【中国時報】世界のVR体験 高雄に専用劇場 来月4日まで開催


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 高雄港の倉庫地区をリノベーションした複合アートスペース・駁二(ボーアール)に2日、世界発のバーチャルリアリティー(VR)を体験できる劇場がオープンした。上映されるのは、世界各国から集められた短編VR映画の他、台湾の著名監督により撮影されたオリジナル作品5本が上映される。

 楊雅〓監督の「帯●上天堂」(天国へのいざない)は、撮影がタブーとされている民間の葬儀の様子を撮影したもの。蔡宗翰監督の「主播愛●」(メインキャスターは君を愛してる)と、陳芯宜監督の「留給未来的残影」(未来へ残す残影)は民間企業の支援を受け、世界に先駆け全編8K映像で撮影されている。

 料金は作品1本につき180元(約650円)。3千元(約1万1千円)のVIPチケットを購入すれば、すべての作品を1回ずつ鑑賞できる。開催期間は、19日から11月4日まで。

 主催する高雄市はVR技術の発展に力を入れており、昨年にはVRフィルム・ラボを設立。今回のVR映画祭の開催につながった。

※注:〓は左右に「吉」
※注:●はニンベンに「欠」の「人」が「小」